[書評] 英会話なるほどフレーズ100
英会話なるほどフレーズ100
対象者
- 初学者〜
- ネイティブが日常生活で使う基本フレーズを覚えたい人
本の特徴
- ネイティブが子どものころから使っている「超・定番」100 フレーズ
- 学校の英語の勉強では習わないがネイティブがよく使うフレーズを学ぶことができる
ポイント
試験勉強では学ばないけど大切な表現
著者は、NHKラジオ英語講座の講師も務めていて、フレーズ系を中心に多くの書籍を出版しているスティーブ・ソレイシィ氏です。
スティーブ・ソレイシィ氏の書籍はシンプルなフレーズを集めたものが多く、彼のテキストで学習すると難しく考えずに、できるだけ簡単な表現から使っていこうという気持ちになります。
本書では、アメリカ人が赤ちゃんのときから聞かされ、成長とともに身につけた 100 の表現を集めて解説されています。
私はこの本を、英語の勉強をはじめてしばらく経過してから、TOEIC などの試験でも高得点を取れるようになってから読みましたが、ほとんどのフレーズは使い方がわからないものでした。
ネイティブが子供のときに学ぶ表現ということで、日本の学校の勉強や TOEIC などの試験勉強では見かけないようなフレーズがたくさん出てきます。
例えば、「おしい」という日本語は「almost」 で言い表すことができます。
これは、私にとって当時大きな学びでした。
TOEIC などのテストはできても、なかなかこういったちょっとした表現がすぐ口からすぐ出てこなかったりします。
このように、この本でまなんだ知識は英会話のいろいろな機会で役に立っています。
基本的に本書の内容は、日常会話を学びたい人向けの知識ですが、できればすべての英語学習者は、一度は読むべき良書だと思います。
TOEIC などの勉強をしてきた人や、ビジネス英語を学びたい人にも役立つ内容になっていると思います。
文法を学んだり、基本フレーズを暗記した上で本書を読むと、より日常会話にも対応できるようになり、あなたの英会話力に幅をもたせることができるようになると思います。
使い方
まずは、本書を簡単に読んで、フレーズの意味や使い方を理解していきましょう。
その中で必要だと思うフレーズは暗記をしていきましょう。
まとめ
- 学校の勉強では学べないような、日常会話の基本フレーズが学べる本
WRITER
- はるちか
- 英語講師
TOEIC 975点 英検1級